ミニマリストになれば貯金できると思った。でも実際はお金が貯まらなかった話。

ミニマリストになってもお金が貯まらなかった理由

正直、ミニマリストになれば、物を買わなくなって自然とお金が貯まると思っていました。

でも、実際はそう単純ではありませんでした。

安い物をなんとなく買うことは減りましたが、その代わり、財布や時計など、長く使う物にはお金をかけるようになったからです。

物を減らすだけでは、貯金が増えるとは限りません。

ただ、自分の場合は「安いから買う」「買ったけど気に入らず、また買い直す」という失敗が減りました。


買い物の基準が変わった|高品質は“小さなストレスを減らす”

以前の自分は、安い物をなんとなく買うことが多く、安いものは正義という考え方でした。
でも物を減らして、お金を節約できるようになったので、せっかくなら生活の質も上げながら、少し丁寧な暮らしに近づきたいと思うようになりました。

あくまで全体の生活水準を上げるというわけではなく、予算内で本当に必要な物だけを、少し品質重視で選ぶようになりました。

購入例

  • 長く使う財布
  • 革靴
  • 時計
  • 部屋の家具
  • 毎日使う物

財布なら「毎日触るから少し良いもの」
革靴なら「履き心地と見た目」と考えて購入しています。

物を選ぶポイント

  • 長く使う物を選ぶようになった
  • 「安さ」より「満足度」

結果的にお金の失敗はかなり減った

昔

  • なんとなく購入
  • 放置
  • 微妙でまた買い直す

今

  • 買う回数減少
  • 後悔減少
  • 買い直し減少

購入する理由を説明できるか考える

質の高いアイテムを意識して買うようになって、気づいたことがあります。
自分が使う物について、ある程度お金をかけることで、日常の小さなストレスが減ると感じました。

安いものだと何かしら欠点があり、ストレスが溜まる要因にもなります。ですが、高品質を意識すればそういった煩わしさがないので非常に満足できます。

例えば、安い携帯を買ったとして、その場合動きが遅かったり中古の場合は充電があまり持たないとかそういう細かいストレスです。慣れると我慢できないこともないですが、それが頻繁に起きると結構面倒くさいです。

さらに質感もいいので、例えば毎日身に着けるものであれば少し気分が上がります。

以前より、「何が安っぽく見えるのか」「自分は何が好きなのか」を少し考えるようになりました。以前の安さだけが正義と考えていた時代は物の質感や何が安っぽいのかが全く分からなかったですが、今では自分が好きなデザインや質感の見分け方がわかるようになりました。

とはいえ、必ずしもブランド物を買う必要はなく、有名ではないけど価格を抑えつつ高品質のアイテムはたくさんあります。そういうのを探すのも楽しいです。

少し背伸びする価格帯を見る


安すぎる物は細かいストレスが残ることが多く、逆に高すぎる物は満足度の伸びが小さいと感じたからです。例えばリュックでも、最安を選ぶより少し価格帯を上げると、型崩れしにくさや素材感、使いやすさが変わることがあります。

もちろん高ければ何でも良いわけではありません。ただ、自分の場合は「安すぎる物の小さなストレス」を避けるために、少し背伸びした価格帯を見るようになりました。

逆に、それ以上の価格帯になると質感は上がりますが、価格ほど満足度が大きく伸びないこともあります。その意味では、コスパが悪く感じることもあります。もちろん、生活に支障が出ない範囲で、納得できるなら予算を増やしてもいいと思います。

予算を適切に上げて、コスパ良く高品質なものを買うというのが自分の軸にしているポイントです。

安い物と高い物を比較する。

安い物と高い物で何が違うのかを理解していないと、価格だけ高く、実際の満足度は低い物を買ってしまうことがあります。
自分は「なぜこれを買うのか」を説明できないうちは、なるべく買わないようにしています。
これを意識すると、無駄な買いものが減り、結果的に満足度の高い物を選びやすくなりました。

安い物と高い物の中間を探し、必要に応じて予算を上げたりすればできるだけ価格を抑えつつ高品質なものを買えるようになります。

あとは高い物を買う際に躊躇すると思いますが、これが頻繁に使う物であればお金をかけていいと思っています。

例えば、5万円の財布を買う際に、財布なので毎日使うものだと思います。5年間使用する場合、5万円÷1825日(5年間)は1日あたり27円程度です。

そう考えると、最初は高く感じても、長く使うことで1日あたりの負担は小さくなります。
「毎日少し気分が上がる」「小さなストレスが減る」と考えると、意外と悪くない投資だと思っています。

ただし、安い財布でも長く使えるなら、必ずしも5万円の財布を選ぶ必要はありません。

自分が気に入っているか、使いやすいか、予算に無理がないか。そうした点も含めて、納得できる物を選ぶことが大切だと考えています。

約30万円の時計を購入した実体験

社会人3年目くらいに、転職と誕生日の記念として、実際に自分もボーナスを使い、30万円ほどの時計を買いました。正直かなり迷いました。ただ、勢いで買ったわけではなく、2年ほど比較しながら「長く使えるか」を考えて決めています。

デザインがシンプルで飽きにくいこと、仕事でも休日でも使えること、長く使える耐久性があることなど、自分なりに理由を整理して購入しました。

結果として後悔はなく、「毎日使う物に少しお金をかける価値」を実感しています。


ミニマリストになれば自動的に貯金できるわけではない

正直、ミニマリストになったからといって、自動的にお金が貯まるわけではありませんでした。ただ、無駄な買い物や後悔はかなり減ったと思います。ミニマリストは、節約の魔法ではないと思っています。

でも、「何にお金を使うか」を整えるきっかけにはなりました。

もし今、「物を減らしたい」「無駄遣いを減らしたい」と思っているなら、全部我慢するより、“毎日使う物を少しだけ良くする”くらいから始めてもいいのかもしれません。