孤独とうまく付き合える人と、潰れてしまう人の違い

「孤独で潰れるかどうかは『性格』ではなかった」

自分は、孤独に向いていない人間だと思っていました。
一人の時間が増えると、気持ちが沈んだり、周りと比べて焦ったりしてしまう。
だから自分は、孤独とうまく付き合えない側の人間なんだと考えていました。

でも振り返ってみると、孤独で潰れていた時期と、意外と平気だった時期がありました。
違いは、性格でもメンタルの強さでもありませんでした。

この記事では、これまでの経験を振り返りながら、
孤独に潰れてしまう人と、孤独とうまく付き合える人の違いを整理してみます。

前提:孤独は、それ自体が問題ではない

  • 一人=孤独ではない
  • 人に囲まれていても孤独は起きる
  • 問題は、孤独そのものではなく、その時間に「何が起きているか」だった

多くの方は、一人でいると孤独を感じてしまいがちですが、
実は「孤独=一人でいること」とは限りません。

例えば、一人で何か作業に集中しているときは、
むしろ気持ちが安定していました。

逆に、周りに人がいる環境でも、
目標に対してうまく結果を出せていなかったりすると、
孤独を感じやすくなりました。

つまり、一人でいること自体は問題ではなく、
その時間に前に進んでいる感覚があるかどうかが重要になります。

ここから先は、実際にこれまでの自分の人生を例に、
孤独に潰れてしまう人と、孤独とうまく付き合える人の違いを整理してみます。

孤独とうまく付き合うことができなかった悪い例

「目標がなかった中学時代は、孤独が自分自身を削った」

自分の人生の中で、最も孤独感が強かったときは中学時代でした。
当時は、期末テストや中間テストで学年最下位に近い順位を取ることも多く、
勉強が苦手で、運動も同じくらいできませんでした。

そんな状態だったため、
何事に対しても「どうせ今から勉強しても手遅れだろ」とあきらめており
(心理学用語でいう「学習性無力感」)、
周りが勉強や部活を頑張っている中、
何も目標を持たず、毎日を適当に過ごしていました。

仲のいい友人は数人いましたが、
何か目標を作って、そこに向き合わないと、
周りに人がいても孤独を感じてしまうのだと思います。

この頃の孤独は、一人だったからではなく、
どこにも向かっていなかったことが原因でした。

社会人になって、目標があっても孤独を感じた理由

エンジニアになりたいという目標は、社会人になった時点ですでにありました。
だから当時は、「目標があれば孤独にはならない」と、どこかで思っていた気がします。

しかし実際には、孤独は消えませんでした。
その理由ははっきりしていて、
目標と毎日の仕事が噛み合っていなかったからだと思います。

エンジニアになるために、まずはコミュニケーション能力を身につけようと考え、
家電量販店で営業の仕事に就きました。
遠回りではありましたが、長期的には意味があると判断した選択でした。

ただ、現実は想像以上に厳しいものでした。
営業の仕事は自分に向いておらず、
最初の一年半ほどは、ほとんど成果を出せませんでした。
怒られることも多く、「自分は何をやっているんだろう」と感じる日が増えていきました。

それでも、エンジニアになるという目標だけは手放していませんでした。
週に一度のプログラミング研修を受けながら、
少しずつでも前に進もうとしていました。

ただ、この時期の孤独は、
目標がない苦しさではなく、結果が出ない苦しさでした。

給料は、東京で生活するにはかなり低く、
同年代が少しずつ前に進んでいるように見える中で、
自分だけが取り残されている感覚が強くなっていきました。

人と関わる仕事をしているのに、
気持ちはどんどん内側に閉じていく。
この頃は、「人に囲まれていても孤独は起きる」ということを、
身をもって実感していました。

それでも当時の自分は、
この状況を「下積みの時期」だと捉えることで、
どうにか踏みとどまっていました。

今すぐ報われなくてもいい。
少しずつでも前に進めば、この時間は終わる。
そう言い聞かせながら、
腐らずに積み重ねることだけを意識していました。

振り返ると、この時期の孤独は、
目標があるからこそ生まれた孤独だったのだと思います。

目標はある。
でも、結果が出ない。
そのズレが続くと、人は孤独を感じやすくなります。

孤独をうまく活用していた良い例

忙しいが孤独が充実に変わっていた大学時代と現在(エンジニア転職後)

大学時代と今の自分に共通しているのは、
孤独が消えたことではありません。
一人の時間はあったし、
人と比べてしまう瞬間もゼロではありませんでした。

ただ、毎日やることが決まっていて、
少しずつでも前に進んでいる感覚がありました。
この状態では自分の作業に集中できていたため、
孤独は集中するためのいいスパイスになっていました。

孤独とうまく付き合える人/潰れる人の違い

  • 目標があるかどうか
  • 比較から距離を取れているか
  • 孤独を「フェーズ」として捉えているか

この3つは、才能ではなく、あとから身につけられるものだと思います。

まとめ|孤独は才能ではなく、扱い方の問題だった

  • 今つらくても、それは欠陥ではない
  • 孤独は変化する
  • 扱い方を知れば、味方にもなる


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