
はじめに
「自分は何に向いているのか分からない」
「やりたい仕事が見つからない」
そんな焦りを抱えたまま、なんとなく就職や転職をしていませんか。
実は自分も、やりたいことが特にないまま社会に出ました。
それでも今の仕事に後悔はありません。
なぜなら、仕事を“やりたいこと”ではなく、“やりたくないこと”から選んだからです。
学生時代に「将来やりたいことはなに?」と聞かれたことがあると思います。ですが、仕事選びにおいて、やりたいことを軸にすると好きな仕事を見つけられない可能性があります。
本記事では、「やりたいことがない状態」からでも後悔しない仕事を選ぶ方法を解説します。
「やりたいこと」だけで仕事を選ぶと、ミスマッチが起きる理由
やりたいことは、気分・環境・年齢によって変わることがあります。
昔にしていた趣味に、今は興味が薄れてしまった経験はないでしょうか。
好きなことを仕事にした場合、興味がなくなったときにリスクがあります。
・好きなことは“消費”の側面が強い(ゲームが好きでも、ゲームを作ることが好きとは限りません。)
・仕事は再現性が求められる
・好きでも義務になるとストレスになる
仕事は“責任”です。
責任は毎日続きます。
だからこそ、“続けられる構造”を選ぶことが大切です。
「好き=仕事に向いている」とは限らない
好きなことが仕事に向いていない一例をご紹介します。
例えば、料理が好きな人は必ずしも飲食店に向いているわけではありません。
料理を作るのは好きでも、飲食店では同じメニューを高速で作る必要があり、休日はシフト制のため予定が立てづらいこともあります。
好きかどうかよりも、その仕事特有の苦痛を受け入れられるかどうかが、仕事選びでは重要になります。
また、そもそも自分の場合は特にやりたいことがなかったため、好きなことを軸に仕事を探すことができませんでした。特に若いうちに自分の才能を見つけられる人は少ないでしょう。
仕事選びで本当に重要なのは「やりたくないこと」
好きなことや得意なことが分からなくても、避けたい働き方なら思いつくことがあります。
例えば、
・収入が低いことは我慢できない
・毎日残業があることが耐えられない
・人とコミュニケーションを取ることを避けたい
やりたいことが見つからないときは、こうした条件から仕事を絞り込むのも一つの方法です。
ただし、すべてを避けられる仕事はありません。
大変なことだからこそ、そこにお金を払ってでも人を雇う価値があります。
そのため、どんな仕事にも必ず「苦痛」が存在します。
・勉強を続ける必要がある
・数字のプレッシャーがある
・体力的にきつい
大切なのは、「どの苦痛なら引き受けられるか」を決めることです。
続けられる仕事こそが、結果的に“向いている仕事”になります。
自分が「やりたくないこと」からエンジニアを選んだ理由
絶対に避けたかった働き方
・年収が頭打ちになることが嫌
・将来が不透明なことが嫌
・営業並みにコミュニケーション力が求められることが嫌
その結果、残った選択肢がエンジニアでした。
これらが嫌だと思った理由は、いずれ婚活をしていこうと考えており、自分が婚活を有利に進めるために年収を上げる必要があったからです。
また、コミュニケーション力を鍛えるために新卒で2年間家電量販店で「携帯販売」を経験しましたが、人と話すことを主軸に営業で契約数を増やす働き方は、自分にとって大きな負担でした。
具体的にはこんな感じです。
・お客様が少ない割にノルマが高いため、毎月ノルマ達成するために頑張ることに疲れたから
・2日連続で休みが基本ないため、体が休まらない。予定も組みづらい。
・土日祝日は必ず仕事なので、長期で休むことがなかった。(エンジニアになってから初めてGWが休みでした。。)
苦手を営業をある程度は克服はできましたが、「これを定年まで続ける姿」は想像できませんでした。
だからこそ、才能を探すのではなく、自分の人生設計に合う仕事を選びました。
実際に働いてみて、想定と違ったことはなかったか
携帯販売の仕事を2年間⇒エンジニアに転職
正直、エンジニアも営業並みに「ノルマ」が求めれるというのはギャップを感じました。
期限までにタスクを終わらせる必要がありますが、エラーや想定外の問題により
タスクが完了しないことがあります。特に新人のうちは知識や経験がないため
なおさらこういった問題は起きてしまいます。
営業の仕事よりはまだエンジニアの方がマシかなという状態です。
今日からできること(行動パート)
① 紙に「絶対にやりたくないこと」を書き出す
・営業ノルマに追われたくない
・収入が上がらない仕事は避けたい
・毎日遅くまで残業する働き方は避けたい など
② 3つに絞る
すべての条件を満たす仕事が見つかるとは限りません。
そのため、「絶対に譲れない条件」と「できれば避けたい条件」に分けます。
③ その条件を満たす仕事だけを見る
例えば、営業ノルマを避けたいなら、営業職以外の仕事も調べてみる。
ただし、職種名だけで判断するのではなく、実際の仕事内容や評価制度も確認します。
④残った仕事の苦痛を比較する
仕事を選ぶ際は、嫌なことを避けるだけでなく、その仕事で発生する負担も比較します。
例えば、エンジニアなら継続的な学習や技術的な問題への対応が必要です。
完璧に決める必要はありません。仮決めで問題ありません。
必要に応じて方針を修正すればOKです。
まとめ
・適職が分からないのは普通
・「やりたいこと」より「やりたくないこと」の方が信頼できる
・嫌なものを削った先に、続けられる仕事が残る
・仕事選びは人生設計から逆算する





