夢を諦めたあとの向き合い方

はじめに

夢を諦めたあと、
「あの努力は無駄だったのかもしれない」
そう感じてしまう瞬間があります。

あれだけ時間を投資して、残った結果は失敗のみ。
挑戦した当初は、能力が低くても時間をかければできるようになると考えていましたが、
それでも周りの人には勝つことができませんでした。

夢に向かって頑張っていたあの時間を
別のことに使っていればよかったのではないか、そう思うこともありました。

自分も、大学時代に目指していた公務員試験に落ちたとき、そう感じました。
ただ、別の道に進んだあとで、当時の経験が活きていたことにも気づきました。

この記事では、公務員試験に落ちた自分の経験を振り返りながら、夢を諦めたあとに、これまでの努力とどう向き合えばいいのかを考えます。


夢が叶わなくても、努力した経験やノウハウまで消えるわけではない

あとから振り返ってみると、
挑戦していた時間は、結果以上に
自分の考え方や行動の癖を変えていたように思います。

考える内容が変わった。
時間の使い方が変わった。
できることが、少しずつ増えていった。

結果として夢は叶わなかったとしても、
挑戦していた期間に起きた
これらの変化までが、消えてしまうわけではありません。

ただ、その変化は、
資格や肩書きのように分かりやすく残らないため、
気づきにくいだけです。

公務員を目指して落ちた僕が、別の道に進んだ話

大学1年生の頃の夢は、
政令指定都市の役所で公務員として働くことでした。

勉強もコミュニケーションも苦手だった自分は、
受かるために勉強法や成功者の考え方などを研究していました。
人と話す力を補うために、居酒屋のホールの仕事を半年ほどしていました
(向いてなさ過ぎて、実質クビにされましたが)。

大学1年からコツコツ対策していれば、
難易度が高い公務員試験でも、努力した分だけ可能性は残ると思っていました。

「今はできなくても、続けていればいつか追いつける」

そう考えて、3年半、対策を続けてきました。
それでも、一次試験の筆記で落ちました。

その結果、大学4年生の夏ごろ、
公務員一本に時間・資金のすべてを注いでいた自分に残ったのは、
いまだに内定が一つもない学生という現実だけでした。

こんな状況ですが、得られたこともありました。

今後、自分の人生をどうするかを考えたとき、公務員に落ちてしまったものの
これまで学んできた勉強法や考え方は、
確実に自分を成長させてくれたものだったと感じました。

これまでに得たことをブログで発信すれば、
自分と同じような状況にいる人の助けになるのではないか。
そう考えて、ブログ作成の準備を始めました。

(ちなみに、就活もしないで大学4年の夏頃に準備をしました。。)

ただ、正直に言えば、
このまま「全部無駄だった」で終わらせたくなかった、
という気持ちも強かったです。

ブログを良い形で発信するためには、
プログラミングのHTMLやCSSを学ぶことで、

ブログの見た目を改善でき、より多くの人に見てもらえると知りました。

7月から10月までの期間、
朝から夜まで一日中プログラミングを学びました。

その知識をもとに、IT企業で仕事をしようと決意しました。
早く就活を終わらせないと、卒業までの残り時間が少なかったため、必死でした。

ここでの頑張りと、
公務員試験に向けて行っていた面接練習、
居酒屋でのアルバイト経験などが合わさり、
1月ごろにIT系の企業から内定をいただきました。

最悪、IT企業で働けなかった場合は、
派遣やアルバイトとして働けばいいとも思っていました
(就職後、いろいろあり大変でしたが、今回は割愛します)。

これが、公務員の夢を諦めた結果、
残っていた知識や経験を活かし、
就活で結果を残すことができた話です。

夢を諦めたあと、これまでの努力とどう向き合うか

・その挑戦を通じて、以前よりできるようになったことはあるか
・そこで身につけた知識や経験を、別の場所で活かせないか
・今の自分が同じ挑戦をするなら、何を変えるか

大切なのは、無理に前向きになる必要はありません。
それでも、過去の経験を振り返ることで、これからの選択肢に活かせるかもしれません。

挑戦が、想定していなかった分岐を生む

夢を諦めた直後に、これまでの努力に意味を見つけるのは難しいと思います。

最初から、こういう人生にしようと決めるのは難しいです。

実際には、その場の状況を考えて、
選択していくしかありません。

今すぐ意味を見つけられなくても、
今すぐ前向きになれなくても構いません。

苦しい時間かもしれませんが、
その先に得られる副産物で、人生が大きく変わることも十分にありえます。